2010年9月20日月曜日

200 歳 !!


アルゼンチンは今年建国200年

9月も中旬以降になって、やっと涼しくなってきました。 いや、気温は今日だって28℃ぐらいあると思いますが、今までが暑すぎたので涼しく感じるのです。 数日前25℃だった日は、肌寒く感じました。 そんな中皆さんは、お元気ですか? 私は例年コノ時期、いつも以上に食欲満々なんですが、なぜか今年はいまひとつ・・・。 先日テレビ番組で、子供の寝冷えに注意してくださいといって、その症状を紹介していましたが、全く私の体調と一致します。 ①体がだるい。②食欲がない。③下痢気味。この3点が寝冷えの症状なようですので、気をつけましょう!
今年の夏は、世の中のどんなニュースに注目しましたか? 去年は連日芸能人の麻薬所持が騒がれていたのと、政権交代だったと思います。 今年は民主党の党首選も話題だったと思いますが、私としては、熱中症でかなりの人が亡くなったことと、一番ビックリしたことは日本の100歳を越える高齢者は実は生存していなかったり、家族がわざと死亡届を提出せずに不正に年金を受け取っていた事件です。 日本は女性が世界一番の長寿国で男性は世界第五位です。 会社の同僚いわく、日本の戸籍管理はヒドイ・・・とこの問題を大々的に取り上げたのが、韓国とスイスだそうです。 スイスの長寿具合は女性が4位で男性が3位で、ここで日本が上位から外れることを望んでいるというのですが、本当かな~~??まーいいや。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1610.html
あと、まさかビックリなのが、なんと日本には戸籍上は200歳の人がいたことです!! 100歳生きるのも立派なのに、その2倍の200歳ってあり得ないでしょ。 と思って200歳の人がもしいたら、いつ時代生まれか調べたら、1810年は江戸時代の文化7年になるそうです。 日本では江戸時代の徳川将軍11代の徳川家斉の治世だそうです。

徳川家斉なんて、あんまり知らないな~と思って検索を続けると、松平定信の“寛政の改革”の時代の将軍らしい・・・(確か教科書にあったかも・・・)。いや、なんと言ってもこの将軍の特徴は、大奥最盛期を築いた将軍だということ(いや、これは教科書には書いていなかったはず)。ドラマや映画“大奥”に出てくる将軍様はこの徳川家斉のことが多いみたいですな~。(実は結構お茶の間で馴染の将軍だったのでしたー。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E6%96%89  このWikipediaの説明を読むと、あんまり良い印象がもてませんが、とにかくお元気な方だったようで、逸話のところに書いてある“「白牛酪」(はくぎゅうらく)という今で言うチーズのような高タンパク乳製品を大変好んだ”“生姜を好み、1年中食べていた”というところだけは共感もてます!!  ということで、日本は江戸時代の大奥全盛時代だったわけですが、200年前のアルゼンチンは・・・、つまり1810年は、アルゼンチンという国が建国された年です。ということは今年アルゼンチンは200歳になったのです。 
5月革命記念日をもって建国200年とするそうで、ブエノスアイレス市やあちこちで写真のようなパレードやお祭りが開催されていたようです。 そして、日本でもちょっと前の話ですが、実は8月28日(土)の残暑の厳しい日に日比谷公園で”祝アルゼンチン建国200周年 フィエスタ・アルヘンティーナ“が開催されていました。 日比谷公園の噴水のまわりにアルゼンチンや南米料理・ワインを売る屋台、アルゼンチンの物産を売る屋台がならび、屋外の小音楽堂では、アルゼンチン・タンゴやフォルクローレのショーが行われました。 
小音楽堂は緑に囲まれた気持ちの良い場所でしたが、それでも暑かった。 デモをしてくださったダンサー、特に男性タンゴ・ダンサーはスーツを着ていたので、全員汗だくだったそうです。確かに、アルゼンチン・タンゴのショーやパーティーのデモンストレーションで男性ダンサーは必ず正装していて、Tシャツ姿のダンサーって見たことないかもしれません。 アルゼンチン・タンゴの世界では、省エネルックとかカジュアル・フライデーなんてあり得ないんでしょうかネ。(ってこれらの言葉も最近ほとんど聞かなくなりましたが・・・。)

2010年9月2日木曜日

2010年 アルゼンチン・タンゴ ダンス 世界選手権 


Diego y Chizukoペアー 優勝おめでとうございます!!
Christian y Nao ペアー も3位入賞おめでとうございました !!

今年も8月31日まで、ブエノスアイレスで開催されていた、アルゼンチンタンゴ ダンス世界選手権で日本人ダンサーが快挙です。 すでにテレビのニュースなどで報道されていたのでご存知の方も多いと思いますが、ステージ部門でDiego y Chizukoペアーが優勝!また、サロン部門とステージ部門でChristian y Naoペアーが両方3位に入賞なさいました。 

ディエゴさん、チズコさん、クリスティアンさん、ナオさん、本当におめでとうございました。 

去年はサロン部門でHiroshi y Kyokoペアーが優勝し、ステージ部門でChristian y Naoペアーが3位入賞していますが、今年も日本人の特に女性ダンサーは凄い!!
まずは皆さんの勇姿をとくとご覧あれ!
http://www.10tango.com/interior/index.php?p=clip&idAdjunto=86830&idCMSIdioma=8
凄い足技の連続あり、ジャンプありリフテイィングあり、そして表現力も素晴らしく、思わず見とれてしまいますが、これも日々の努力の結晶だと深く感銘し、心から拍手を贈りたいと思います。
入賞なさった先生方、本当におめでとうございます。 
また、入賞には至らなくとも、多くの日本人ダンサーが決勝戦まで勝ち残り、上位に入っています。 結果はこちらをご参照ください。
サロン部門決勝の結果
http://www.tangobuenosaires.gov.ar/festivalymundial10/web/es/competence/winners_salon_3.html
ステージ部門決勝の結果
http://www.tangobuenosaires.gov.ar/festivalymundial10/web/es/competence/winners_escenario_3.html
予選、セミファイナルそして決勝の成績を拝見して思うことは、毎年予選もセミファイナルも最後の決勝もズーット1位というペアーはなかなかいないということです。 それぐらい実力は伯仲しているということだと思います。 また去年良い結果が出ているから、今年も良い結果が出るとは限らないということです。 そんな中で特にChristian & Naoペアーが常に上位に君臨し、チャレンジ精神を持ち続けていらっしゃることに本当に敬意を表します。 このお2人のみならず、毎年チャレンジをしている日本人ダンサーの皆様、本当にお疲れ様でした。 こうして頑張り続けるダンサーの先生方の背中を見つつ、私も日々の生活で少しずつ自分の仕事や趣味で努力をすることを忘れないようにしたいと思います。 今年は日本は猛暑で9月に入ってもいっこうに涼しくなりませんが、アルゼンチンは逆に例年以上に寒いと聞いています。 選手権が終わって、参加をしたダンサーの皆様はホッとしたり、一息落ち着いたところだと思いますが、どうか体調に気をつけてください。そしてまた日本でステキなダンスが見られることを楽しみにしております。