お別れのキスはナシ
リカルド先生は、日本は電車が時間通りに運行することに、最初驚いたとおっしゃっていました。
とういうことは、私達日本人は、逆にアルゼンチンに行くと、電車が時間通りに動かないことに驚くんでしょうね!
(というか、イライラするはず)
それで、先日ニュースで見たんですが、イギリスのある駅では、電車を時間通りに運行させるために、あることを決定したそうです。
ナント、この看板があるところ(多分駅のホーム)では、キスをしてはいけないんです。 欧米の国々のみなさんは、恋人同士に限らず、家族、友人の間でも、お別れの時に、キスしたり、ハグしたり・・・。 これを長々とされると、時間が来てもなかなか電車を出発させられないから・・・、という判断らしいのです。
私は日本で電車が時間通りに運行されるのは、日本人は時間に対して几帳面で時間を守ろうという意識が高いからだと思っていましたが、それだけではなかったみたいですね~。 私達はお別れの際に、たとえ恋人同士でも、大勢人が居るところで、そんなに長々とキスして別れを惜しみませんよね~。 (東京駅とかで、“万歳・万歳”しているのは見たことあるけど、たいがいバンザイ途中で新幹線発車してたよ。)
こうした生活習慣の違いが、時間厳守を可能・不可能にする要因の1つだったとは・・・!
”目からウロコです。”
さらに余談ですが、思い出しましたよ。 パリに住んでいた時、お友達の家のパーティーとかに行って、もう遅いからそろそろ帰ろうとして、その時点からだいたいどれだけ時間かかると思います! “じゃあ、帰ります。 またね~。”と言って、ほっぺにチュッチュ。(人によっては左右2回ずつ合計4回!!!!) その時は当たり前のことと思って気にしていなかったけれど、アレって人数多いと相当時間かかっていたはずです。
それで、また話は戻りますが、私はこの看板のアイディア、アルゼンチンでは採用されないと思うな~。 (なぜなら・・・、イギリスの真似は絶対にしたくないはずだから・・・。 もちろん、こんなニュース、テレビとかで放送もされないだろうし・・・ネ)
2009年2月24日火曜日
リカルド・セルケイロ先生(アルゼンチン・タンゴ ダンサー&講師)
私にとって最も身近なMade in Argentin その2
質問6:日本食は何が好きですか?
リカルド先生:日本食は大好きです。 特にお刺身、お寿司、お蕎麦、お酒と日本茶も好きです。
リカルド先生:日本食は大好きです。 特にお刺身、お寿司、お蕎麦、お酒と日本茶も好きです。
(以前、プリンみたいで綺麗なお茶碗に入ったのが好きと言っていたと思うけど、たぶん茶碗蒸しのことかな)
質問7:好きなアルゼンチン料理は?
リカルド先生:まずは牛肉!それとブエノス・アイレスのパスタとピッツァ。あとはワイン!!
質問8:恋しいものはありますか?
リカルド先生:マテ茶です。
質問9:東京は色々な国の色々な外国製品が買えますが、アルゼンチンでは簡単に手に入っていつも買っていたのに、東京ではなかなか買えない物って何ですか?
リカルド先生:答えが重複しますが、やっぱりマテ茶です。アルゼンチンのマテ茶って殆ど手に入らないです。 アルゼンチンのスィーツもあまりないし、何と言ってもアルゼンチンのお肉、日本にはありません。
質問10:では、日本にあってアルゼンチンにないものありますか? 例えば温泉とか。
リカルド先生:そうだなー、海の幸は東京の方が新鮮なものがたくさんあって、ブエノス・アイレスは東京に比べれば品質が劣ると思います。 ただ、アルゼンチンのブエノス・アイレスではなくて、漁港とかのある別の場所なら良いものもあるのでしょうが・・・。
質問11:今後、自分のキャリアの中で日本で実現させてみたいことがありますか?
リカルド先生:やってみたいことやプロジェクトはありますが、それは今お話しないで、それが具体的に実現する時にお話します。
質問12:では、プライベートライフの方で、今後、日本でやってみたいことがありますか?
リカルド先生:あります。 日本語をもっと本格的に学びたいと思います。 弓道とか剣道にも興味があります。 今は港区の芝浦に自宅があり、この辺りが気に入って住んでいますが、いつか目黒区の青葉台あたりの目黒川沿いに住みたいと思っています。
(オー、かなりピンポイントな話!)
リカルド先生、全ての質問にとても丁寧にお答えくださり、本当にどうも有り難うございました。 それに、私の拙いスペイン語の質問書の間違いも全部赤ペン添削してくれて、凄く感謝です。 Muchisima Gracias!!
ところで、先日会った友人が急に韓国好きになっていました。 話を聞くと、韓国に旅行に行った際、道に迷って街の人に“ここに行きたいんだけど・・”と聞いたら、その人もそこの行き方が分からなくて、わざわざ携帯電話で誰かに電話して、それで丁寧に道案内してくれたんだそうです。 それ以来、彼女韓国贔屓になったんです! 初めて行った国で親切にしてもらったり、自分の身近な外国人が素晴らしい人だと、その国のイメージがアップして、好きになりますよね。 私もこうしてアルゼンチンのことをもっと知りたくなったのは、リカルド先生に普段丁寧に指導していただいているからかもしれません。
私もなるべくニコニコ感じの良い日本人になります。(弁解:一応今まで、“あなた感じ悪い”と言われたこともあまりないけど・・・。 ただ、もっと怖い人かと思ったと言われたことあるのよ~。)
リカルド先生、全ての質問にとても丁寧にお答えくださり、本当にどうも有り難うございました。 それに、私の拙いスペイン語の質問書の間違いも全部赤ペン添削してくれて、凄く感謝です。 Muchisima Gracias!!
ところで、先日会った友人が急に韓国好きになっていました。 話を聞くと、韓国に旅行に行った際、道に迷って街の人に“ここに行きたいんだけど・・”と聞いたら、その人もそこの行き方が分からなくて、わざわざ携帯電話で誰かに電話して、それで丁寧に道案内してくれたんだそうです。 それ以来、彼女韓国贔屓になったんです! 初めて行った国で親切にしてもらったり、自分の身近な外国人が素晴らしい人だと、その国のイメージがアップして、好きになりますよね。 私もこうしてアルゼンチンのことをもっと知りたくなったのは、リカルド先生に普段丁寧に指導していただいているからかもしれません。
私もなるべくニコニコ感じの良い日本人になります。(弁解:一応今まで、“あなた感じ悪い”と言われたこともあまりないけど・・・。 ただ、もっと怖い人かと思ったと言われたことあるのよ~。)
2009年2月22日日曜日
リカルド・セルケイロ先生 (アルゼンチン・タンゴ ダンサー&講師)
私にとって最も身近なMade in Argentin (その1)
私がリカルド先生にアルゼンチン・タンゴ・ダンスを教えていただくようになって、4年がたちました。 現在先生は、代官山と恵比寿の間ぐらいの場所にTango Rex というスタジオを構え、東京で日々アルゼンチン・タンゴの発展に努めていらっしゃいます。
私は、だいたい週に1,2回レッスンを受けて、ほぼ毎週土曜日にミロンガというアルゼンチン・タンゴのダンス・パーティーで踊っているので、先生とパートナーのアリサさんとは、会社の人ほどではないけれど、かなり仲良い親友以上にここ何年かは一緒の時間を過ごさせていただいていることになります・・・。 と、お会いする密度は結構あって、タンゴの事以外の雑談もするわりには、先生ご自身の事はそんなに存じ上げなくて、今回ブログ始める機会に乗じて、先生がどんな経緯で、はるばるアルゼンチンから日本にやって来て、日本の何が気に入って8年も東京にお住まいなのかを聞いてみました。
私がリカルド先生にアルゼンチン・タンゴ・ダンスを教えていただくようになって、4年がたちました。 現在先生は、代官山と恵比寿の間ぐらいの場所にTango Rex というスタジオを構え、東京で日々アルゼンチン・タンゴの発展に努めていらっしゃいます。
私は、だいたい週に1,2回レッスンを受けて、ほぼ毎週土曜日にミロンガというアルゼンチン・タンゴのダンス・パーティーで踊っているので、先生とパートナーのアリサさんとは、会社の人ほどではないけれど、かなり仲良い親友以上にここ何年かは一緒の時間を過ごさせていただいていることになります・・・。 と、お会いする密度は結構あって、タンゴの事以外の雑談もするわりには、先生ご自身の事はそんなに存じ上げなくて、今回ブログ始める機会に乗じて、先生がどんな経緯で、はるばるアルゼンチンから日本にやって来て、日本の何が気に入って8年も東京にお住まいなのかを聞いてみました。
質問1:東京にいらして8年になると伺いましたが、どうして日本に来たのでしょうか? 日本に来るような機会を探していらっしゃったのでしょうか? それとも偶然ですか?
リカルド先生:日本に来たのは、あるタンゴ・スタジオと、ダンサーおよび講師として契約を結んだ為でした。日本に来る機会を探していたかといえば、そうではありませんが、じゃあ偶然かというと・・・、僕は多くのことは偶然ではなくて必然だと思っています。
質問2:日本に来る前に、日本や東京のことについて、色々かなり情報がありましたか?それともありませんでしたか?
リカルド先生:東京に来ることになり、とてもワクワクした気分になりました。 東京は第二次世界大戦とその前に関東大地震で街が崩壊したのにも関わらず、それを立て直した街なのだと聞いていたからです。 そして、ポスト・インダストリアルというか、モダンで、とても興味深い建築物が多くそびえる街並みに出会いました。それは、ブエノス・アイレスのスタイルとは全く異なるものでした。 日本についてはあまり知識がありませんでしたが、日本のアーチスト、例えば黒澤、大島渚、三船敏郎、あとは有名な三島(由紀夫)などについては知っていました。 ブエノス・アイレスで演劇の勉強をしていた時に、お能や歌舞伎を観る機会にも恵まれました。 あと、日本人の先生に合気道を習っていました。
(リカルド先生と合気道・・・、似合うような、似合わないような・・・)
質問3: じゃあ、いざ日本に来るとなった際に、ご家族や友人の方々の反応はどうでしたか? 皆さん賛成しましたか?
リカルド先生:家族の中で、母と姉はすでに他界していましたので、父に話をしたところ、私のキャリアにとって日本に行くのが良いことだと理解してくれました。 友人の中にはとても悲しんだ者もいましたが、皆、私がどうしたいのかを分かってくれました。
質問4:実際日本に着いてみて、驚いたことや印象的だったことは?
リカルド先生:何でも逆さまなので参りました。 文章は縦に読むとか、本の見開きも逆だし、ドアノブの回し方も違うし・・・。 スパゲッティとかお蕎麦を食べるのに、こちらでは音を出して良いのも驚きでした。 (蕎麦はokだけど、スパゲッティは一応洋食だから良いのかな~)飲食店の店先にある、プラスチックの見本も良く出来ていると思いましたよ。 タクシーのドアは日本では自動的に開閉しますが、知らなかったので、こちらで勝手に開けたり閉めたりしようとしたら、運転手さんにすごく怒られてしまいました。 街のその地区その地区で特徴のある若者のファッションを見るのも好きです。 電車は素晴らしく時間通り運行しますね。 そうそう、日本人の男性は、道行く女性に声をかけたり話しかけたりしないんですね・・・。 電車の中は、あんなに混んでいるのに、みんなおとなしく黙っているのも驚きです。 街中に酔っ払いが多くて、特にかなり多くの女性が平気で酔っ払っているのは、今まであまり見かけない光景だったのでビックリしました。
質問5:色々ビックリしたんですね。 でも東京に結構長く住んでいるということは、東京が気に入っているからだと思うのですが、東京の何が好きですか?
リカルド先生:全てと言っていいくらい、ありとあらゆることが興味深くて大好きです。 ここでは、何かを探せばそれに出会うことができます。 例えば、特に僕の好きな音楽について言えば、ソウル・ミュージック、ジャズ、タンゴと他では見つからないようなCD(レコード)もあるということが分かりました。
リカルド先生への質問は、その2がありますが、ちょっとここで休憩・・・。
2009年2月18日水曜日
ブログはじめに
いつも、ありがとう!!
2009年1月、今年の初めに、急にブログをやってみたいと思いました。 私にしてみたら唐突な思いつきです。(ま、何だかんだで、すでに2月になっちゃったんだけどね。)
なぜなら・・・、まずは、普段、日記を殆ど書いたことがないし、トライしてみては三日坊主(ご想像通り)。 気がついたことを、スグにメモをとるほうでもないし(チョット グータラ)、それに、他人様のブログをそんなに頻繁に読んでいるわけでもないのです・・・(ネットの活用がヘタ)。
じゃあ、何で急にブログを・・・と思ったのでしょうか?
自分で考えてみるに、その背景には・・・。
去年時々体調が優れなかったりして、そうすると、仕事でも思いもよらないミスをしたり、ポジティブな思考になれなかったり・・・、といったことがあって、そんな自分をチョット変えてみたい・・・、何か突破口が欲しいと思ったのでしょうね。 その一歩を踏み出すということの象徴が、ブログを始めてみようということだったのかと・・・。(模索中ではありますが・・・)
そして、このブログを始めるにあたり、多くの友人が私を支えてくれているんだと、あらためて感じました。 私の生活の変化を気遣い、心配してくれたり、励ましてくれたり、何気に一緒に居てくれた友人の皆様、ありがとう。 具体的にブログに関して初歩的なことから教えてくれたり、様々なアドバイスをくれたり、自分のブログの経験談を話してくれた友人の皆様、ありがとう。
また、“ありがとう”ついで・・・というわけではないけれど、いつも限りない愛情で私を見守り、私にはとうていお返しができないぐらい私を助けてくれる家族のみんなに、ただただ感謝するばかりです。
みんなの暖かい気持ちが、真綿のベールのように私を包んでくれていることを感じます。
本当に、心から、どうもありがとう。
そして、これからも末永くお付き合いくださいませ。 どうぞ、よろしくお願いします。
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