職人芸か !
今年は、冬季オリンピックがあって、そして6月にはサッカーのワールドカップがあって、私にとって楽しみの多い1年です。
今年は、冬季オリンピックがあって、そして6月にはサッカーのワールドカップがあって、私にとって楽しみの多い1年です。
皆さんは、ワールドカップでどこの国が優勝すると思いますか? あるいは、どの国を応援しますか? 私は、もちろん日本も応援しますけれど、岡田監督の目標であるベスト4は、どう贔屓目に見ても難しい! 先日スカパーのサッカー番組で、以前日本のガンバ大阪で活躍していたカメルーンの元代表選手のエムボマさんが、インタビューされていて、“日本はまだベスト8にもなったことがないのに、いきなりベスト4を目標に掲げるのは、ちょっと欲張りすぎ。もちろん夢をもつことは大事だけれど、その一方で現実的な冷静さも必要である。”とおっしゃっていました。 まさしくおっしゃる通り、同感です。 日本での選手時代には“浪速の黒豹”と呼ばれていたエムボマさんは、現役引退後アフリカのサッカー選手の代理人などを経て、現在はアフリカの人々の生活を向上させる為のプログラムを計画する会社の役員をなさっているとおっしゃっていました。インタビューの中では、謙虚なところあり、ユーモアあり、選手時代の爆発的な運動神経も素晴らしかったけれど、とても知性のある好感が持てるステキな方だと思いました。
私のワールドカップ予想は、また別の機会にコメントさせていただくとして、今日は先週4月29日に行われた、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの準決勝について・・・。
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/matches/season=2010/round=2000031/match=2000484/postmatch/quotes/
ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグは、ヨーロッパの各国リーグの上位チームが毎年その大陸のクラブチャンピオンを決めるトーナメントで、決勝戦以外は自分のチームのスタジアムと相手のチームのスタジアムで試合をして、2試合の合計点で勝負を競います。これはヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグに限らず、アジア・チャンピオンズ・リーグ、南米のリベルタドーレスも同じルールで、たぶんアフリカ大陸、北米大陸のリーグも同じだと思います。各大陸のチャンピオンは、12月に開催されるクラブ・ワールドカップ(通称トヨタ・カップ)で世界一を決めます。去年はバルセロナが世界一になりましたね。 私が特にヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグに熱心なのは、どうしても世界のトップ選手がヨーロッパの、特にスペイン、イタリア、イギリス、ドイツ、フランスなどの国内リーグに集まっているからです。 だから今度の6月のワールドカップに各国の代表選手として出場する選手の多くはヨーロッパ・リーグで活躍している選手が多いし、あるいはそうでない若い選手は、ワールドカップで活躍してヨーロッパのチームに移籍するのが、サッカー選手としてエリートコースを歩むことになると言っていいと思います。 身近な(?)話では、元日本代表の中田英寿選手はワールドカップ・フランス大会でヨーロッパのスカウトの目に留まって、その後イタリアのペルージャというチームに移籍したわけです。 それで4月29日は、去年のチャンピオンで現在も最強といわれ、そして世界で最も素晴らしいサッカー選手に選ばれたアルゼンチンのリオネル・メッシ選手が活躍するスペインのバルセロナ対イタリアの国内チャンピオンをここ数年堅持しているジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテルが、準決勝の第2戦目を行いました。 もう1つの準決勝は、フランスのリオン対ドイツのバイエルン・ミュンヘンで、バイエルンが既に勝って、決勝行きを決めていましたが、バルセロナ対インテルが事実上の決勝戦と言われて注目されました。 第一戦目はインテルのホームのミラノで4月21日に試合が開催され、結果はインテル3対バルセロナ1でインテルが勝っていました。 しかし、非常に得点力のあるバルセロナにとって、自分達のホームスタジアムで数点ゴールして第二戦目を勝つことは充分に可能性が高いことだと言われていました。 そして、試合の結果は、バルセロナ1対インテル0でバルセロナが勝ちましたが、2戦の結果を合計するとインテルが決勝に行けることになりました。バルセロナが攻めて攻めて、インテルが守り抜いて・・・、終わってみるとバルセロナのボール支配率は75%でインテル25%、バルセロナのシュートは12本に対しインテル1本、それもインテルは試合前半途中にモッタ選手が一発レッドカードで退場。1人足りないまま、約60分戦いました。 点数だけを見ると、つまらない試合だったのかと思うかもしれませんが、いえいえ、凄い熱戦でした。 私はどちらのチームにも肩入れしていなかったのですが、いつバルセロナが得点するのか、インテルはこれ以上イエロー、レッドカードを出さずに最後まで行けるのか、結構ドキドキしました。 そして試合中にフト、気がついたことが・・・。 この試合でメッシ選手の動きは決して悪かったわけではありませんでしたが、得意のドリブルで切り込んでいく、あるいはシュートをしようという場面など、良いところでインテルのカンビアッソ選手とサムエル選手に止められていました。 インテルというチームは別名イタリアの中のアルゼンチン・チーム。 キャプテンのサネッティ選手を筆頭に、サムエル選手、カンビアッソ選手、ディエゴ・ミリート選手がアルゼンチン人で、だいたいこの4人はいつも試合に出場しています。もちろんインテルには、様々な国の選手が所属していますが、例年スタメン選手の1/3はアルゼンチン選手です。 私が言いたいことは、メッシ選手は今回は図らずもアルゼンチンの先輩選手にいじめられちゃった・・・というか、カツを入れられたというか・・・。 サッカーの試合を観ていて一番楽しいのは、点が入る時ですが、この試合では守備をするときの駆け引きとか、必死に守るインテルの選手の体から滲み出る一生懸命さとかも見ものでした。 もちろんバルセロナの選手も必死で一生懸命やっていたと思いますが・・・。よく“最後は執念”というけど、インテルのモウリーニョ監督は、とにかく選手に徹底した指示を与えていました。インテルはストライカーのエトー選手やミリート選手も守備をしていて、途中ミリート選手は交代させられましたが、普段とは慣れないことをしたせいか、疲れきって顎が出ちゃってました!! ま、インテルの選手は、監督の指示で、たとえ自分の得意なことをさせてもらえなくても、最終的には勝ったので、これで全て良しということになりました。 それにしても、モウリーニョ監督の選手に対する指揮管理力はきっと凄いに違いない。 それに応えるインテルの特にディフェンダーの選手達の動きは職人芸に見えたな~。
チャンピオンズ・リーグの決勝戦は、5月22日にスペイン・マドリードで開催されます。確かレアル・マドリーは、自分達のスタジアムで決勝戦が行われるので、絶対に決勝まで勝ち残ろうと44億円を投じて、クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)とカカー選手(ブラジル)を獲得しましたね。 計画通りに行かなかくて、残念でしたが、この金額、残念でしたね・・・で済まされるものでしょうか???
で、私の予想は、インテル勝利。 それも、カメルーン代表のエトー選手のゴールで。
それで、エトー選手は達成感とこの1年の疲れが出ちゃって、南アフリカのワールドカップの日本との第一線目では調子が出ない・・・というのが私の筋書き!
(個人的には、エトー選手の走る姿って本当美しいといつも思っていて、大好きな選手なんですけど・・・。)
私のワールドカップ予想は、また別の機会にコメントさせていただくとして、今日は先週4月29日に行われた、ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグの準決勝について・・・。
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/matches/season=2010/round=2000031/match=2000484/postmatch/quotes/
ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグは、ヨーロッパの各国リーグの上位チームが毎年その大陸のクラブチャンピオンを決めるトーナメントで、決勝戦以外は自分のチームのスタジアムと相手のチームのスタジアムで試合をして、2試合の合計点で勝負を競います。これはヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグに限らず、アジア・チャンピオンズ・リーグ、南米のリベルタドーレスも同じルールで、たぶんアフリカ大陸、北米大陸のリーグも同じだと思います。各大陸のチャンピオンは、12月に開催されるクラブ・ワールドカップ(通称トヨタ・カップ)で世界一を決めます。去年はバルセロナが世界一になりましたね。 私が特にヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグに熱心なのは、どうしても世界のトップ選手がヨーロッパの、特にスペイン、イタリア、イギリス、ドイツ、フランスなどの国内リーグに集まっているからです。 だから今度の6月のワールドカップに各国の代表選手として出場する選手の多くはヨーロッパ・リーグで活躍している選手が多いし、あるいはそうでない若い選手は、ワールドカップで活躍してヨーロッパのチームに移籍するのが、サッカー選手としてエリートコースを歩むことになると言っていいと思います。 身近な(?)話では、元日本代表の中田英寿選手はワールドカップ・フランス大会でヨーロッパのスカウトの目に留まって、その後イタリアのペルージャというチームに移籍したわけです。 それで4月29日は、去年のチャンピオンで現在も最強といわれ、そして世界で最も素晴らしいサッカー選手に選ばれたアルゼンチンのリオネル・メッシ選手が活躍するスペインのバルセロナ対イタリアの国内チャンピオンをここ数年堅持しているジョゼ・モウリーニョ監督率いるインテルが、準決勝の第2戦目を行いました。 もう1つの準決勝は、フランスのリオン対ドイツのバイエルン・ミュンヘンで、バイエルンが既に勝って、決勝行きを決めていましたが、バルセロナ対インテルが事実上の決勝戦と言われて注目されました。 第一戦目はインテルのホームのミラノで4月21日に試合が開催され、結果はインテル3対バルセロナ1でインテルが勝っていました。 しかし、非常に得点力のあるバルセロナにとって、自分達のホームスタジアムで数点ゴールして第二戦目を勝つことは充分に可能性が高いことだと言われていました。 そして、試合の結果は、バルセロナ1対インテル0でバルセロナが勝ちましたが、2戦の結果を合計するとインテルが決勝に行けることになりました。バルセロナが攻めて攻めて、インテルが守り抜いて・・・、終わってみるとバルセロナのボール支配率は75%でインテル25%、バルセロナのシュートは12本に対しインテル1本、それもインテルは試合前半途中にモッタ選手が一発レッドカードで退場。1人足りないまま、約60分戦いました。 点数だけを見ると、つまらない試合だったのかと思うかもしれませんが、いえいえ、凄い熱戦でした。 私はどちらのチームにも肩入れしていなかったのですが、いつバルセロナが得点するのか、インテルはこれ以上イエロー、レッドカードを出さずに最後まで行けるのか、結構ドキドキしました。 そして試合中にフト、気がついたことが・・・。 この試合でメッシ選手の動きは決して悪かったわけではありませんでしたが、得意のドリブルで切り込んでいく、あるいはシュートをしようという場面など、良いところでインテルのカンビアッソ選手とサムエル選手に止められていました。 インテルというチームは別名イタリアの中のアルゼンチン・チーム。 キャプテンのサネッティ選手を筆頭に、サムエル選手、カンビアッソ選手、ディエゴ・ミリート選手がアルゼンチン人で、だいたいこの4人はいつも試合に出場しています。もちろんインテルには、様々な国の選手が所属していますが、例年スタメン選手の1/3はアルゼンチン選手です。 私が言いたいことは、メッシ選手は今回は図らずもアルゼンチンの先輩選手にいじめられちゃった・・・というか、カツを入れられたというか・・・。 サッカーの試合を観ていて一番楽しいのは、点が入る時ですが、この試合では守備をするときの駆け引きとか、必死に守るインテルの選手の体から滲み出る一生懸命さとかも見ものでした。 もちろんバルセロナの選手も必死で一生懸命やっていたと思いますが・・・。よく“最後は執念”というけど、インテルのモウリーニョ監督は、とにかく選手に徹底した指示を与えていました。インテルはストライカーのエトー選手やミリート選手も守備をしていて、途中ミリート選手は交代させられましたが、普段とは慣れないことをしたせいか、疲れきって顎が出ちゃってました!! ま、インテルの選手は、監督の指示で、たとえ自分の得意なことをさせてもらえなくても、最終的には勝ったので、これで全て良しということになりました。 それにしても、モウリーニョ監督の選手に対する指揮管理力はきっと凄いに違いない。 それに応えるインテルの特にディフェンダーの選手達の動きは職人芸に見えたな~。
チャンピオンズ・リーグの決勝戦は、5月22日にスペイン・マドリードで開催されます。確かレアル・マドリーは、自分達のスタジアムで決勝戦が行われるので、絶対に決勝まで勝ち残ろうと44億円を投じて、クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)とカカー選手(ブラジル)を獲得しましたね。 計画通りに行かなかくて、残念でしたが、この金額、残念でしたね・・・で済まされるものでしょうか???
で、私の予想は、インテル勝利。 それも、カメルーン代表のエトー選手のゴールで。
それで、エトー選手は達成感とこの1年の疲れが出ちゃって、南アフリカのワールドカップの日本との第一線目では調子が出ない・・・というのが私の筋書き!
(個人的には、エトー選手の走る姿って本当美しいといつも思っていて、大好きな選手なんですけど・・・。)
0 件のコメント:
コメントを投稿