11月28日のネットのニュースで、こんな記事を見つけたんです。
(産経ニュースだったんだけど、もう記事の期限切れになっていたため、記事をそのままコピペしました。)
空軍使ってイナゴ迎撃 アルゼンチン
12~1月に小麦の収穫期を迎えるアルゼンチンでは、政府がイナゴの大発生による農産物被害を防ぐために空軍機2機の投入を決定した。アルゼンチンのフリアン・ドミンゲス農政・漁業大臣は「地方政府へのイナゴ対策資金の助成に加え、殺虫剤噴霧のために空軍機2機を派遣することを決定した」と述べ「降雨があり天候条件も変わってきたため、イナゴ対策には一層効果が出るだろう」と語った。イナゴは乾燥期に繁殖しやすい性質がある。同国政府は先週、農業生産者らに計1500万ペソ(約3億4400万円)の燻蒸(くんじょう)助成金を拠出すると保証しており、近日中に地方政府へ送付される手はずだ。同国の農学者ディエゴ・ライムンディ氏によると、生産者のイナゴ対策費用は約5000万ペソに上るという。米農務省のデータによると、昨年度は世界の小麦輸出国で4位だったアルゼンチンだが、来年6月までの1年間では8位に転落する見通しだ。ブエノスアイレス穀物取引所によると、干魃(かんばつ)と輸出規制の影響により、今年の同国の小麦の生産高は史上最低になるという。 アルゼンチン産小麦の半分以上を生産しているブエノスアイレス州では、州政府が小麦作付面積103万ヘクタールのうち約75万ヘクタールでイナゴ被害が発生すると推定。また生産者らは、小麦・トウモロコシ農地と牧草地を合わせた州内約200万ヘクタールに被害リスクがあるとみている。前年度は同州で約32万ヘクタールの農地がイナゴによる食害を受けた。アルゼンチン農業連合の地域マネジャー、パブロ・コルネーゴ氏は20日のインタビューで、昨年は燻蒸処理を行う予算が不足していたため、今年大発生する見込みだと話した。
オー、アルゼンチンは小麦を沢山作っているんですね。で、またネットで調べてみると、小麦の生産が多いのは、中国、インド、アメリカ、ロシア、フランス、カナダ・・・となっていて、2006年の統計ではアルゼンチンは12位でした。 しかし、小麦輸出国の上位の順位は生産順位と違っていて、アメリカ、フランス、カナダ、オーストラリア、アルゼンチンとなっています。 (最近パン屋さんで、フランス産小麦使用と書いてあるパンを良く見かけて、少々高くても、フランス産小麦だからしょうがない・・・なんて思っていたけど、日本はいずれにしても小麦はほとんど輸入ものだから、そんなに有難がる必要もないのかな・・・。 そんな中、アルゼンチンからは小麦を日本は輸入していないようです。)
それにしても、アルゼンチンではお国を挙げてイナゴ退治をしなくてはならないなんて、大変ですね。 相当沢山発生するんでしょうね。 (ウー、怖い。) ところで、日本ではイナゴを食べますよね・・・。 私は食べたことないけど、そうそう、食べ損なったんだ。 ずーと昔、あるフランス人の友達(一瞬)が、神楽坂の和食屋さんで一緒にゴハンを食べたいと言うので、気軽についていったら、目的のお店はお休みで、後から聞いたらそこではイナゴを食べさせてくれるから、是非トライしたかった・・・というのです。それ以来イナゴを食べる状況にならないのですが、食わず嫌いでしょうけれど、わざわざチャレンジしたいとは思いませんけど~。 でも、パリパリして美味しいという話は何度か聞いたことがあります。 ネットでも佃煮の作り方とか紹介しているし、タイ料理でもイナゴを食べるみたい。
http://www.chinjuh.mydns.jp/hakubutu/kuirejo/inago_b.htm
そこで思いつきました!! アルゼンチンの人達は、駆除したイナゴを日本のように食べればいいんですよ。 (アルゼンチンの人達にそういう食文化があるか、分からないけど。)
日本でも、稲をイナゴが食い荒らすから、イナゴを取って食べちゃったわけですから・・・。 どうしても食べたくないなら、日本に輸出するというのはどうだろう? 小麦の輸出がダメなら、イナゴを輸出したらどうだろう!! フリアン・ドミンゲス農政・漁業大臣、私の意見、どう思います???
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