2010年2月4日木曜日

どうする TOYOTA自動車 ?!


世界でよく知られた日本の企業を5つとりあげてみてください。
きっとその5本指の中に、TOYOTA自動車が入っていませんか? 日本が誇るTOYOTA自動車ですが、ここのところ毎日のようにリコールのニュースが報道されています。 株価も下がってきて、リコールの一件が治まらない限り、TOYOTA自動車の汚名挽回は難しいのでしょうか? 私は自動車も持っていないし、株の売買などもしていないので、あまりこのニュースに熱心ではありませんが、リコール対象車種が、もし事故を起こすようでは人の命に関わることなので、その意味で、危険の可能性がある車は一刻も早く良好な車にチェンジされることを希望します。

実は、今回のリコールの問題が発表される少し前に、TOYOTA自動車のグループ会社の豊田通商が日本の企業としては初めてアルゼンチンでリチウム権益を獲得したというニュースを見ました。 (今年の1月20日ごろのニュースです。)
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100120/48720.html
去年の11月にリチウム電池のことを、このブログにも書きましたが、その時は携帯電話とかパソコンにリチウム電池が使われていることをお話しました。 が、豊田通商がリチウム権益を獲得した第一の目的は、どうやらハイブリット車とか電気自動車の為らしいです。
ということは・・・、すぐではないにしても、今後TOYOTAのハイブリット車とか電気自動車を買うと、あるいはレンタカーすると・・・、そこにはアルゼンチンのオラロス塩湖で採掘されたリチウムが使われているというわけですね。 って、別にそれだからといって、急にTOYOTAの車を買ったり、レンタカーをする際にも必ずトヨタレンタカーにするというわけではありあませんが・・・。 何を喜ばしく思っているかといえば、こういうことを通して、日本とアルゼンチンの交流機会が増えるであろうと思うからです。(先日実家に帰った時、母から、フランス好きとかイタリア好きは良いけれど、何でアルゼンチン??と聞かれ、答えに困りました。 やっぱりアルゼンチンの事って、とてもマイナーです。) 

アルゼンチン国内では、ブエノスアイレスの郊外のサラテ市にTOYOTA Argentina S.A.という会社があり、トラックとか車のある部分のパーツとかが生産がされているようです。 
「アルゼンチンを知るための54章」などの著書でも知られるアルベルト松本さんが、(そういえば、この本読み終わってなかった・・・)TOYOTA Argentinaに勤めていて日本に研修でいらした方にインタビューをしているのを見つけました。
http://www.ideamatsu.com/nihongo/argentina-nambei/700-10-8.htm
このインタビューを見ると、やはりTOYOTAイズムとかTOYOTAの戦略を理解してそれを自国の会社で実践できるように社員を指示する立場にある方は、大変なんだな~と思いました。 (実態は知りませんが、ストライキとか頻繁なのでしょうか? 車の納品には1ヶ月ぐらい余裕を持たせてください・・・とか???) ただ、一般的には、サッカーのTOYOTAカップなどの影響もあり、アルゼンチンの皆さんにとってもTOYOTAは有名です。

いずれにしても、TOYOTAには、安全でエコな車の製造をお願いしたいですね!
(って、なんだか最後は尻つぼみな終わり方になっちゃったけど・・・。)

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