http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/201001/29siseihousin.html
今まで首相の施設方針演説を、テレビニュースで見たり、新聞を斜め読みすることがあっても、演説を全文読んだことがなかったので、以前の他の首相と比べてどうこう言うことは出来ませんが、単純に気持ちの良い内容のスピーチだったと思います。 もちろん、演説中に、ガンジーが言った「七つの大罪」の一つである「労働なき富」をあげると、野党議員から鳩山首相に対し「お前だろう」「税金返せ」とか大分野次が飛んだようです。演説は良いけど、実際に行動や結果が伴わなくては・・・というご批判は当然あるわけですが!
私が鳩山政権に望むことは、日本の政治の今までの悪いウミを出して、リセットをして、正しい政治をして欲しいということです。
ところで、鳩山首相の施設方針演説の2日前、1月27日にアルゼンチン大統領であるクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領が、大統領宮殿で開催した養豚業界の幹部らを招いた会合でお話になったことがニュースになっていたのですが・・・。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2688456/5250757
クリスティナ・フェルナンデス大統領はその会合で、“豊かな性生活を送るには、性的不能治療薬「バイアグラ」より豚肉を摂取した方が良い”と述べたそうです。また、“豚肉を食べた後、夫との週末が充実したものになった”と自らのエピソードも披露したそうです。
皆さんはコノ発言を聞いて、どう思います。 今、豚肉の栄養価について調べたら、次のように述べられている記述がありました。
http://www.eiyou.nouko.net/2006/01/post_312.html
豚肉には、ビタミンB1が牛肉の約10倍も含まれており、疲労回復に効果があります。トリプトファンがイライラを防いで、精神を安定させます。コレステロール値を下げるオレイン酸やリノール酸も多く含まれています、とのことです。 なるほど!
しかし、もしも鳩山首相が少子化対策の一環として国民に“バイアグラを利用するより、豚肉を食べた方がよろしい”と言ったら、どんなことになるでしょう? アルゼンチンでクリスティナ・フェルナンデス大統領の発言が国内でどのような反響があったのか、あるいはなかったのかはわかりませんが、日本だったらイロイロ波紋を呼びそうです。 牛肉、鶏肉の産業団体から、あるいは漁業関連団体から怒られそうですね。 豚肉のある特定成分が直接そういうことに効果があるという、もう少し科学的な分析も求められると思うんです。 それにしても、ご自分の体験談まで出して、こんな話を堂々と言っちゃうアルゼンチンの女性大統領って、なんだか凄いと感心してしまいます。 2007年12月にアルゼンチン大統領に就任した、クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領は、世界でも数少ない女性大統領ですが、どんな方なのでしょう?
http://www.afpbb.com/article/politics/2304326/2292971
ご主人のキルチネル元大統領とは、学生時代に知り合ってご結婚なさって、お2人でずーっとアルゼンチンの政界のトップにいらっしゃるんですね! お子さんもお2人いらっしゃるそうです。 (お父さんも、お母さんも大統領って、凄い一家ですな~!)綺麗で堂々としていて、私がイメージする“アルゼンチンの女性”とピッタリです。
ところで、こうしたチョットしたエピソードを見ても、私はやっぱりアルゼンチンって、なんとも日本とは国民性が違うんだな~と思いますが、そうそう、1月27日にアルゼンチン大統領宮殿に招かれた、豚肉生産者連盟の会長は、こんなことを言っていたそうです。 「豚肉消費が多いデンマークと日本の人々は、われわれアルゼンチン人よりもはるかに仲むつまじい性生活を送っていると聞く」と述べた、だそうです!!
そ、そうなんですか?? アルゼンチンの人は日本人をそんな風に思っているのでしょうか? (豚肉関係者だけかもしれませんが・・・。)
そして皆さんは、豚肉派? 鶏肉派? 牛肉派? それともお魚派?
0 件のコメント:
コメントを投稿