2010年7月31日土曜日

あれから約1ヶ月

どんな言動も怖いもの知らず! マラドーナ元アルゼンチン代表監督

私のブログは約1ヶ月前、まだワールドカップ開催中で終わっていました。
そうそう、1ヶ月前は、日本人選手たちの奮闘に心を躍らせ、アルゼンチンのメッシ選手のゴールが外れるごとに悔しがり、マラドーナ監督の一挙一足を楽しみにテレビにかじりついていたのですね。 そして1ヶ月があっという間に過ぎて、お祭りは終わり、普段の生活に戻り、そして新たな4年後への準備が始まりました。
皆さんもご存知の通り、日本の岡田監督は退任なさり、そしてアルゼンチンのマラドーナ監督も辞任をしましたが、辞任会見でもまたもやドラマッティックな展開を見せています。
自分が代表監督を続投しないだけではなく、その理由として堂々とアルゼンチン・サッカー協会の上層部を名指しで批判しました。
皆さんはマラドーナ監督を見て、どんな感想を持っていますか? 何をするにもお騒がせなヤツだと思われるのが大方の見方でしょうか? 私はとにかく“凄い”という感想です。 子供でもないのにその時に自分が思っていることを包み隠さず話す、こういうことを発言すると批判されるとか、自分の将来に不利だとか、自分の発言で傷つく人がいるかもしれないとか、そういうことは一切考えないのでしょうね。そしてこの人をさらに凄いと思うのは、自分の過ちを簡単に認めてきちんと謝ることです。 監督の退任会見の記事をご覧ください。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20100729-00000008-spnavi-socc.html
「わたしの時代はわずか1年半だった。これは、ここ35年間で最短だ。その間、正しかったこともあれば、間違っていたこともあった。」とおっしゃっていますが、私にはやっぱり潔い発言に思えます。 マラドーナ監督にとって、恐ろしいことってナンなんでしょうか? 家族や近親者の死以外にはなさそうですね。 そしてマラドーナ監督からマラドーナさんになって、今後はどんな生活を送るのでしょうかね? 監督を辞めた後の活動も何だか楽しみです。 結局何をしようとディエゴ・マラドーナはディエゴ流を貫くのでしょうが、私たちはそのディエゴ流になぜか魅力を感じてしまうのでしょうか??? 不思議だ~。
ところで、マラドーナ監督の後任のアルゼンチン代表監督の候補が、何とラモン・ディアスさんです。 ラモン・ディアスのことがすぐ分かる方は、Jリーグを長年見ているサッカー・ファンの証拠です。 ラモン・ディアスさんは、日本のJリーグが発足した年の初代得点王です。
私はJリーグ・ファンとはいえなかったけれど、それでもラモン・ディアス選手のことを良く覚えています。 (ジーコ監督やアルシンド元選手より素晴らしいと思っていました。) だって、申し訳ないけれど、当時のラモン・ディアス選手と他の日本人選手とのレベルの差は歴然としていて子供と大人だと思ったのを今でも覚えています。 元アジアの壁と呼ばれた元日本代表のキャプテンの井原正巳さんが、引退後のインタビューでもラモン・ディアスは凄い選手で、一緒のクラブでプレーが出来て幸せだったとおっしゃっていました。 ラモン・ディアスさんは横浜マリノスを選手として最後のクラブとし、引退後はアルゼンチンのリーベルプレートなどで監督をしていました。 私は知らなかったけれど、マラドーナ監督とは確執があったとWikipediaには書いてあります。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9
ということは、もしもアルゼンチン次期監督がラモン・ディアスさんになったら、また新たなドラマティックな展開がありそうですね・・・。 
と、アルゼンチンの代表監督と日本の代表監督がどなたになるのか、8月の決定をを楽しみにしている今日この頃の私です。