2009年11月6日金曜日

チャリティー・タンゴ・パーティー


楽しい思い出 + お役に立てれば 一挙両得

11月3日(火)は文化の日で祝日でした。 ここのところ、月曜日が祝日になって連休が続くことが多かったので、11月3日は火曜日がお休みなのが、なんだか少し意外な気がしていました。 この日、私がどこでウロウロしていたかというと・・・、チャリティー・タンゴ・パーティーというイヴェントに行ってきました。
このイヴェントは、東京に在住のアルゼンチン人のタンゴ講師の先生方が発起人となって、チャリティー・パーティーを開催して、その売上を(経費を差し引き)ブエノスアイレスの小児病院に寄付しようという催しでした。 パーティーは、国立競技場の向いの神宮外苑フィットネスクラブ・サマディという所で開催されたのですが、ここは1階がアイス・スケートリンクになっていて、2階がフィットネス・クラブになっています。 確かここで主催者のお一人のビクトル・ヒメネス先生がクラスを持ってレッスンをなさっている関係もあって、この場所を借りたんでしょう。 未来の荒川静香さん、浅田真央ちゃん、織田信成さんか、はたまた高橋大輔選手を目指して練習している方々(?!)の熱心な練習風景を1階に見つつ、2階の会場でアルゼンチンタンゴを楽しんでおりました。 最初の2時間ぐらいは、アルゼンチンタンゴの音楽が流れて、みんなが誘い合って踊っていたわけですが、しばらくしたらアルゼンチン大使ご夫妻がお見えになりました。 そして主催者のアルゼンチン人の先生方が集合しだして、何だかゴチャゴチャやりだしました。 どうやら、デモンストレーションを始めたかったが、デモ用の曲がうまく用意できず・・・。
そこで急遽、デモは後回しにして、リカルド・セルケイロ先生の挨拶が始まり、チャリティー・イヴェントの主旨・目的と方法が語られました。 リカルド先生は約3年前に、寄付をしようとしているブエノス・アイレスの小児病院を訪ねたことがあるそうです。この病院はアルゼンチンで一番大きな小児病院であり、かつお金がなければ診察は無料で受けられるのだそうです。 ということで、ブエノス・アイレス在住の方だけではなくて、アルゼンチン全土から病気の子供を抱える親達が、飲まず食わずの状態でこの病院を訪れるのだそうです。私は、人生で今まで一度も食べ物に困ったことがないので、こういう話を聞くと、想像がつかないし、心がチクンとします。 また、これはイヴェントの帰りに、事情にお詳しい方から伺った話なんですが、この病院が今必要としているもののうちの1つは、自家発電の装置なんだそうです。 どういう理由かわかりませんが、病院は時々停電をしてしまうことがあるそうなんです。 この病院には色々な種類の病気の子供が治療を受けていて、手術もしなくてはならないし、透析を受けなくてはならない子供もいるのに、停電してしまったら・・・大変・・・ということで、自家発電の装置を買いたいけれど、お金がそこまでまわらないのだそうです。 日本も不況ですが、アルゼンチンの不況も深刻で(2001年の時ほどではないでしょうが・・・。)今まで病院に寄付をしてくれていた国内の人や企業も今まで通りの寄付が出来るほど余裕がなくなってきてしまったようなのです。
今回のチャリティー・イヴェントの売上は、近いうちにアルゼンチンに一時帰国する先生が直接お金をアルゼンチンに持ち帰り、病院に赴き、渡されるそうです。 その時、みんなのお金がちゃんと病院に渡ったかどうか、写真もとってくれて、公開してくれるのだそうです。 ところで、今回のチャリティー・イヴェントを企画するにあたって、アルゼンチンのダンサー、講師の方々は、アルゼンチン・タンゴ・アソシエーションという協会を組織したようです。近々HPも出来るようなので、そこで写真などが公開されることでしょう。 と、挨拶が終わったところで、お待たせしましたとばかり、7組のアルゼンチン・タンゴ・ダンサーのデモンストレーションが始まりました。 7組もの先生達のダンスを一同に見るという機会はなかなかないので、楽しかったです。 細かいステップが得意なペアー、大胆な足技が魅力なペアー、アクロバティックなリフティングを披露してくれたペアーなどなど、それぞれが自分達の持ち味を出したステキなデモンストレーションでした。 前日トレーニング中に脚を怪我してしまったというイヴァーナ先生も、すごいプロ根性で、怪我を全く感じさせない笑顔でエレガントかつチャーミングな踊りを見せてくれました。 そして、その後には駐日アルゼンチン大使からねぎらいとイヴェントに来場した私達への感謝のお言葉がありました。 で、最後はシャンパンを皆で飲んで、写真撮影をしたりして、大盛況のうちにパーティーは終了しました。 ということで、11月3日(祝日)の午後のひと時は、とても良い一日になりました。 私は踊って楽しみ、みんなとオシャベリして楽しみ、ステキな踊りを鑑賞して楽しみました。 こんなに楽しんで、そして入場料の4000円の一部が素晴らしい目的の為に使われるなんて、良いこと尽くめでした。
それに、このチャリティーを企画したアルゼンチンタンゴの先生方、当日はみなさん何だかやたら楽しそう嬉しそうでした。 みなさん、遠い祖国の為に、志を同じくする同志として心を一致団結させ、清清しい気持ちだったのでしょうか。

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