2010年3月2日火曜日

バンクーバー・オリンピック さよなら、さよなら、さよなら~


長いようで、あっという間に終わってしまいました。

バンクーバー・オリンピックがとうとう閉会してしまいました! 
まずは選手の皆さん、次にコーチや関係者の皆様、お疲れ様でした。 みんなにとっても、この約2週間は、感動したり、悔しかったり、ビックリしたり、とても楽しい期間だったと思います。 オリンピックやワールドカップの時にいつも思うことがあります。それは、2位になって金メダルを取れなかった選手や4位になってメダルを獲得できなかった選手は、とても悔しい思いをなさるわけですが、でも決して自分を責めないで欲しいと思います。 全世界で2位や4位になるなんて、本当に素晴らしいことです。 存分に威張って、胸をはって欲しいと思います。 だってスピード・スケートなんて、百分の2秒差で金か銀が決まるなんて・・・、そんなのあってないようなもんじゃないですか。 もちろん勝負は勝負ですが・・・。 
たいがいの試合において、1位と2位の差はほんの僅かなのに対し、圧倒的な力を見せ、誰もがこの人以外にこの種目で金はありえないと納得したのが、スノーボードのハーフパイプのショーン・ホワイト選手の度肝をぬく、完璧な滑りというか技というか・・・。 スノーボードを履いて、あんなことが出来るのは、神様が宿っているとしか思えません。
そんな、ショーン選手がどうやってあんな凄い技を繰り出すのか、練習風景の映像がありました! こうやってあんなすごい事を練習するんですね!
http://www.youtube.com/watch?v=YQIvm_2ay-U&feature=fvw

神様が宿っていると思ったもう一人の選手は、男子フィギュア・スケート、ロシアのプルシェンコ選手です。 金メダルはアメリカのライザチェックに僅かの差で持っていかれてしまいましたが、(でもトリノですでに金を獲得しているから・・・。)テレビの解説者がおっしゃるに、8年間公式戦で跳んだジャンプで転倒していないのだそうです。 (一回引退して3年間公式戦に出ていないとはいえ・・・)今回だって、どんなに軸がぶれて跳んで、こちらはアット思っても、決して転びませんでした。 プルシェンコ選手にはスケートのジャンプの神様がついているに違いないと思ったのですが、8年前に確かにジャンプを失敗なさった映像を見つけてしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=qut2CjxJ2tw&feature=related
ソルトレイクシティー・オリンピックの時の映像です。 ジャンプには失敗しているものの、このマイケル・ジャクソン・メドレーは彼に合っている良いプログラムと思います。それにナンと男子でやっている人をほとんど見かけないビールマン・スピンまで!!(その後怪我のせいで、ビールマンスピンは出来なくなったようです。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B2%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B3
今回のショートプログラムのアランフェス協奏曲、ちょっと曲とステップ・振り付けがマッチしていないと思いましたよ。フリープログラムで使われたTango Amoreという曲は、エドウィン・マートンというハンガリーの作曲家・ヴァイオリニストの作品なようで、私が良く耳にするアルゼンチン・タンゴの楽曲とは少し違っていましたが、コンチネンタルタンゴ(ヨーロッパのタンゴ)と思ったほうが良さそうです。 そのプルシェンコ選手が、男子で4回転を跳ばないで金メダルはオカシイ、とか、マオは世界で始めて3回も女子でトリプルアクセルを決めたのに、それが加点対象にならないのはオカシイと言っているのが、話題になっています。 私は、プルシェンコ選手の意見には6割賛成しています。難しいことに挑戦している選手に高い評価が与えられるべきだという意見に賛成です。 そうでなければ、失敗を恐れずチャレンジをする精神が、メダル欲しさに損なわれると思うからです。 でも、4回転を跳ばない金メダリストがダメだとも思わないし、真央ちゃんは残念だけれどミスがあったので、ノーミスのキム・ヨナ選手に今回負けたのはしょうがないと思います。 人間がすることなので、それもあのような大舞台で、自分の出来ることを完璧に成し遂げるということは、至難の業だと思います。 ライザチェック選手、キム・ヨナ選手そして全ての金メダル選手を心からの賞賛したいと思います。 私の意見を続けると、フィギュアスケートにおいては、とにかく自分の得意技で勝負をするべきだとも思います。ジャンプが得意な選手だけが脚光を浴びるのではなくて、スピンやステップが上手な選手はそれで勝負をすればよいと思います。 だから、フリープログラムにおいては、同じジャンプを何回も跳んではいけないという規定とかをはずしても良いと思うのです。 ということで、 この話の続きはまた明日にします。 (眠くなってきた~)
ところで、アルゼンチンと何ら関係があることを書きませんでした。 こじつけに、フィンランドの女子のフィギュア・スケート選手で7位入賞レピスト選手がピアソラのアディオス・ノニーノでフリーの演技をしている画像をリンクします。(オリンピックの時の映像が無かったので、今年のヨーロッパ選手権の時の映像です。)
http://www.youtube.com/watch?v=_aY5QG8-nyg
それにしても、スケート界ではピアソラの曲はよく使われますね!

0 件のコメント:

コメントを投稿