2010年3月8日月曜日

アカデミー賞 外国語映画賞


日本映画の翌年にアルゼンチン映画受賞!

本日、アメリカのアカデミー賞が決まりました。 去年は日本の“おくりびと”が外国語映画賞を受賞しましたが、今年はアルゼンチン映画“瞳の奥の秘密(El secreto de sus ojos)”
<ファン・ホセ・カンパネラ監督>が受賞しました。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100308-00000079-flix-movi
この映画、昨年の12月に東京のスペイン映画祭でも1回上映されていたようですが、是非今年も全国の映画館で長い期間上映されるといいですね。 話の内容は、
現在と1974年に起きた事件をオーバーラップさせながらの展開。 長年勤めた刑事裁判所を退職したベンハミンは、担当したある1974年の強姦殺人事件が気になっていた。そして仕事を引退した後、この事件について本を書いていた。ベンハミンは当時、同僚にも恋をしていて、その後日談もこの映画の重要な要素になっているというサスペンス作品。
また、1970年代の軍事政権時代の闇を絡めた内容になっているそうです。 


アルゼンチンの歴史というのは、私達日本人には、ほとんど馴染みがないですよね。 劇団四季が「エヴィータ」というミュージカルをやっていたりするので、元大統領夫人のエヴィータのことは少し有名かもしれません。フォークランド紛争のことが新聞やニュースになっていたり、2002年にはアルゼンチンの国債は紙切れになってしまったことなどぐらいは知られていますが・・・。 アルゼンチンの軍事独裁政権は1976年から1982年まで続いたそうで、この間政治犯として捕まった人々の大多数は裁判を経ずに行方不明者となってしまったのだそうです・・・。 こ、っ怖い~。 1978年は、アルゼンチンでサッカーのワールドカップが開催されて、アルゼンチンが優勝していますが、この時海外からワールドカップを見ようと訪れた観光客の観察によって、軍事政権による人権侵害が国際社会の明るみに出ることにもなったそうです。 アルゼンチンにこのような暗い時代が2度と来ないことを願います。 
そうだ、最近アルゼンチンに関するニュースで1つ危惧していることがあります。 アルゼンチンの南端近くに、現在イギリス領のフォークランド諸島があります。(アルゼンチン名はマルビナス諸島) 有名なフォークランド紛争があった所です。そこで、2月末ごろから英企業が油田探査を始めて、アルゼンチンが国連に調停要請をしたというのです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100226-00000062-san-int
石油をめぐって、また戦争をすることがないように願うばかりです。

と、せっかくアルゼンチンの映画がアカデミー賞をとったおめでたい日に、怖い話をしてしまいましたが、素直にアルゼンチン映画の発展を喜びたいと思います。
追伸: 皆さん“アバター”をご覧になりましたか? 私は見ていませんが・・・。 是非見たいと思っています。 結局アカデミー賞は“アバター”のジェームズ・キャメロン監督の元妻のキャスリン・ビグロー監督の“ハート・ロッカー”が作品賞と監督賞を受賞しました。 重要部門の受賞に関しては、この2作品が有望視され、さらに元夫婦対決みたいな感じでクローズアップされていました。 夫婦共々監督という家庭もあまりないでしょうが、どちらかが監督でどちらかが俳優です・・というご夫婦の方が家庭は上手くいくのでしょうか? 

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