2010年6月7日月曜日

今年の全仏オープンテニス大会





男子ジュニアでアルゼンチン人優勝

いよいよ今週、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会が始まりますが、その前に私は昨夜まで連夜パリでこの時期毎年開催されている、全仏オープンテニスの熱戦をテレビ観戦しておりました。 (私って、サッカーの観戦が一番好きだけど、実はテニスやフィギュアスケートとか、他のスポーツも観戦するのが好きなんですね。 今更気がついた。)


男子シングル決勝戦はスペインのナダル選手とスェーデンのソダーリング選手の戦いとなりました。 ナダル選手は2005年から2008年まで全仏オープンで4連覇を成し遂げたクレーコートの王様でしたが、2009年は怪我のせいもあって、本選の4回戦でこのソダーリング選手に負けてしまい、その後のウィンブルドン大会も欠場してしまい、本人的には苦しい2009年を過ごしたようですが、怪我を治して今年復活しました! 一方ソダーリング選手は去年も決勝まで勝ち進み、決勝戦で王者フェデラー選手に負けてしまい、今年は2度目の決勝戦進出となりました。  結果は、ナダル選手が優勝。 優勝が決まって、セレモニーが始まる前に、ナダル選手は男泣きしていました。 去年よっぽど自分の思うように体か動かず辛かったのでしょうね。 でも、ナダル選手は怪我をしていて調子が悪いといっても、去年の選手ランキングでは常に10位以内に入っていたと思いますので、充分じゃないかと思うのですが、私のような平凡な人間には、一流選手の自分に対する期待の高さとか自分に対する厳しさとかそういうハイクオリティーな精神性が良く理解できないのかもしれません。 でも、ナダル選手の男泣きは見ていてステキでした。 怪我を我慢して、根気良く人並みはずれた努力をして、自分を信じて頑張ってきたことに対して、神様からの祝福があったのでしょう。 ところで、テニス観戦で私が最も見たいところは、もしかしたら、試合後のインタビューかもしれません。 なぜなら、テニスは紳士のスポーツと言われるだけのことはあって、どの選手も相手選手に対する敬意と自分の周りの人や観戦に来たお客さんや、ボールボーイなどの大会のスタッフ全員に対する感謝の言葉を必ず口にします。 テニス選手として、そんなのはお決まりなのよ・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、大概の選手はビックリするほど謙虚で、いつもインタビューを聞いた後に清々しい気持ちになります。 (でも、往年の1980年代に活躍していたジョン・マッケンロー選手のインタビューは、覚えていないけど過激だったかもしれません。)今年も準優勝となったソダーリング選手のコメントは、“ラファ、優勝おめでとう。 今日のキミは本当に素晴らしいプレーでした。 こういうプレーを続けていくことが出来るなら、キミは他の大会でもタイトルを獲得できると思うよ。(ここから自分の家族・コーチや様々な人への感謝の言葉が続き、最後に・・・)今日ここに来てくれた観衆の皆さん、応援してくれて本当にありがとう。 また来年ここに戻ってきて、3度目のチャレンジが出来るようにまた頑張ります。”というものでした。 試合後は負けてガッカリして肩を落とし、遠くを見ていましたが、コメントは明日からまた頑張ろうという力強さに溢れているように私には思えました。

ところで、去年全米オープンテニスを優勝した、アルゼンチンのデルポトロ選手は、怪我の為、全仏オープンは欠場しました。 早く怪我を治して、また勇士を見せてもらいたいです。 で、今大会の男子ジュニアの試合では、なんとアルゼンチン人のアグスティン・ベロッティ選手が優勝しました。 
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20100606-OYT1T00608.htm
ジュニアって何歳までなんでしょうか? 間違いなく10代の選手でしょうね。 アルゼンチンではテニス界でも間違いなく楽しみな選手が育っていますね。 日本も、杉山愛さんが去年引退して、今一番女子で強い選手が39歳の伊達クルム選手でしょ。 
日本の若い選手、もう少し頑張って欲しいな~! 

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