2009年9月29日火曜日

失言・・・


友愛精神があれば

先週末、日本の新首相である鳩山首相のアメリカでの初外交は、ご本人の英語力も手伝って、なかなか国内でも海外でも好印象だったと思います。 “友愛”をもって世界の国々と友好関係を築いて行きたいという演説も良かったと思いませんか? 国内では、建設途中にあるダム建設の中止問題、JALの再建問題、新しい年金制度への準備とか、次から次へと問題が勃発し、テレビでも政治家の方々が熱い議論を闘わせる番組が沢山あって、それを見ては、これから私達の生活はどうなっていくのか、考えさせられます。 ところで、私が思うに、今まで新しい政権が発足すると、その中の大臣のスキャンダルが発覚して、その話題で結構ニュース番組の時間を割いていたように思いますが、新しい政権大臣達は、今のところ大丈夫みたいですね。 新政権は始まったばかりですが、“その発言はあまりにも心無い失言!”と思う発言もないように思います。
失言といえば・・・、スキャンダルにことかかないイタリアのベルルスコーニ首相。 ベルルスコーニ首相は、イタリアのサッカー・チームの“ACミラン”のクラブチームのオーナーでもあるので、イタリアのサッカーの試合をテレビで観ているとよく見かけます。
こういうところでも、イタリアってつくづく日本とは違うな~と感じます。 日本の首相が、野球のプロチームのオーナーだとかってチョット考えられないと思いませんか?
そのベルルスコーニ首相の最新の失言は、“オバマ大統領夫人は日焼けしている”と言ったことです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/italy/
それも、ベルルスコーニ首相は去年2008年の11月に、すでに“オバマ首相は若くて、よく日焼けしていてハンサムだ”と発言したことで、相当バッシングを受けたはずなのに、またもや懲りずにこんな発言をしてしまいました。
http://www.afpbb.com/article/politics/2536073/3502029
ただ、イタリアって日焼けしている人が好まれるお国柄なので、(たぶん日本のように美白化粧品は売れてなくて、日焼け用の化粧品が大事です。)悪意があっての発言ではないかもしれませんが、ほめたい気持ちがあるなら言う必要がないし、それがユーモアだと思っているなら、とんだ的外れな人ですね・・・。
ベルルスコーニ首相のそれ以外の失言、スキャンダルは沢山あるので、興味があれば、ネットでニュース検索してください。 沢山ある失言・スキャンダルからもう一つ注目したいのが、今年の2月のアルゼンチンに対する失言! 
http://www.afpbb.com/article/politics/2572958/3823102
アルゼンチンが軍事独裁政権だった時の(1976-1983)政治犯が3万人行方不明になっている話を受けて・・・ということですが。 アルゼンチンとイタリアの両国は、イタリアから多くの移民がアルゼンチンに渡ったということで、深い関係にあるのでしょう。 両国間の詳しい歴史が解らないから、何を踏まえて、何の目的でこんな発言になるのか、良く理解できませんが、誰が聞いても気持ちの良い発言ではないのは確かですよね。 失言って一番その人の人となりが判りますよね。  鳩山首相にウッカリ発言があったとしても、なんとなく友愛精神が感じられるような言葉であって欲しいものです。

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