2009年8月3日月曜日

タンゴ・ベスト・セレクション


Bravo !!

先週の7月29日に、練馬文化センターに行って、タンゴ・ベスト・セレクションというタンゴショーを見に行きました。
パンフレットの写真の通り(但しパンフレットは7月5日草加市公演のもの)、今回のショーは、3人のミュージシャン、1人の歌手、2組のダンサーという構成で、1幕各40分の2幕(アンコールも含めて約1時間半)のショーは、楽しくてアットいう間に時間がたってしまいました。
このチケットをご手配してくださったタンゲーロのSさんから写真のパンフレットを頂いた時には、今まで私が見たことがあるタンゴショーに比べてステージに立つ人が人数的に少数だった為、こじんまりしたショーなのかと思っていましたが、そんなことを全く感じさせないダイナミックで、出演者全員の高い技術が充分に発揮されていた、素晴らしいショーでした。 また、私が一番気に入った点は、ミュージシャン、歌手、ダンサー全員が一緒になって、時にはコミカルなジェスチャーを交えながら、観客を楽しませようとしていたことです。 その結果第二幕では、お客さんの多くが手拍子をしたり、“ブラボー”と掛け声をかけ、ステージと観客席が一体となる場面が作り出されました。
演目は、タンゴファンならばお馴染みの曲が並びましたが、第一幕の中に、このショー のマエストロ(楽団長)のカルロス・ルルフィー(バンドネオン)が作曲した曲が2曲演奏されました。 この曲を演奏する前に、ルルフィ氏は、“私が作曲した次の=Silencio de un teclado=を日本のNさん、Mさん、そしてSさんに捧げます。 私が今日こうして日本で演奏することが出来るのも、これらの方々のお陰と心から感謝しています。”(私のスペイン語の解釈が間違っていなければ・・・。)とおっしゃって演奏をしました。 ここで名前のあがったSさんに、私はいつもお世話になっていて、ステージが終わってからさらにSさんのお計らいで、楽屋を訪ねることができました。 7月29日の公演は日本公演最終日ということもあってか、また出演者の皆さんはショーの成功に気分も良かったのか、出演者の方々の方から私たちに歩み寄って一緒に写真を撮ってくださったり、気さくに話しかけてくださり、私達はステージも楽しみ、ステージ後も楽しみ、2倍の楽しみを満喫しました。 また、さらにその後にSさんやSさんの奥様やお友達と一緒にお茶を飲みながら、タンゴ談義に花が咲きましたが、Sさんによれば、マエストロのルルフィー氏は1984年のプロデビュー以来、日本で既に7、8回来日公演をされているそうです。 (さっき年齢を調べたら、1970年ラプラタ生まれとありました。) そして、非常に“義理堅い”方なのだそうです。 勝手な偏見ですが、義理堅いという言葉は、何だかアルゼンチン人を形容するのにピンと来ない気がしてしまいますが、そんなことはもちろんありません。どんな国にもいつの時代にも、人から受けた厚誼に感謝して、それを忘れず、その恩に報いるように頑張る方々がいますね。 実は2年前にルルフィー氏が別の楽団の一員として来日した際にお会いしたことがあるのですが、お仕事で来ると毎日毎日イロイロな都市を回って、沢山の人にも会うだろうし、日本人の顔も彼らにとっては見分けがなかなかつかないだろうから、私のことをよもや覚えていてくださるとは思ってもいませんでしたが、驚いたことに、マエストロは私のことを覚えていてくださいました!! マエストロの義理堅さだけではなく、素晴らしい記憶力にも、惜しみない拍手とブラボーを贈りたいと思います。 

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